皆さんはプライベートや仕事で困りごとができたとき、どのように行動しますか?
困りごとを解決するために色々と調べたり、人によっては誰にも相談できず悩みを抱え込んでしまったりする人もいるかもしれません。
中には「人に頼るなんて甘えだ!」「自分の悩みなんか人に相談してもいいのかな。」なんて思っている人もいるかもしれません。
しかし、最近ではヘルプシーキングといった言葉を見かける機会が増えてきたように、「問題を解決するため他者へ助けを求める力」が注目されています。
ヘルプシーキングとは、もともと心理学や公衆衛生学の分野で使われてきた言葉ですが、近年では職場におけるヘルプシーキングを、ビジネススキルとして捉える傾向にあります。
なぜなら、一人で悩みや困りごとを抱えることは、仕事をする上でのパフォーマンスや健康に悪影響を及ぼすリスクが高く、必要に応じて助けを求めるスキルが重要視されているからです。
とはいえ、人に助けを求めることに抵抗感や苦手意識をもっている方も多いと思います。
また、困りごととして認識できていない方や、周囲に相談しないことでどのような影響が出てしまうか理解できていない方もいるかもしれません。
ちょっとしたことで誰かれ構わず助けを求めることは、主体性に欠けるといった印象を与えるため良くありませんが、上手に助けを求めることは円滑に仕事を進めるだけでなく、自分を成長させるためのチャンスにもつながります。
ヘルプシーキングには様々なスキルやプロセスによって構成されていますが、まずは自分の抱える問題を正確に把握(自覚)することから始まります。
これには自分の考え方の癖や心理状況なども含め、客観的に観察する力が必要になります。
そして、自分の失敗や弱みを否定せずに受け止めること_。
自己受容も重要なポイントになります。
この他にも物事を柔軟に捉える力や、アサーションなどのコミュニケーションスキルも必要になってきますので、ヘルプシーキングの力を高めていくためには様々なスキルを身につけていく必要があると言えます。
今回のブログはここまでとなりますが、My Pieceおだわらでは一人ひとりの思いに寄り添いながら、自分自身との向き合うためのサポートを丁寧に行っております。
また、JSTなどのコミュニケーションプログラムをはじめ、ヘルプシーキングに必要な様々なスキルを身につけられるプログラムも提供しております。
このほかにもどのようなサポートが受けられるかもっと知りたい、またはオフィスの雰囲気を見てみたいなど、ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
~お互いの違いを認め合い、自分らしく活躍できる社会をつくる~
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