大なり小なり、仕事やプライベートなど、「失敗をしたことが
ない人」はいないと思います。
そして、「失敗」を肯定的に受け止められる人も少ないと
思います。
なぜなら、人は失敗したとき、焦りや悔しさ、恥ずかしさなど、
「不快」と感じる感情を抱くからです。
そのため、「もう失敗しないようにしなければ」「すぐミスを挽回
しなきゃ」と考えて、失敗を改善するための行動をとるかと思い
ます。
また、人によっては「ごまかしてしまおう」「何かのせいにして
しまおう」と、あまり良くない判断をする人もいるかもしれま
せん。
ここで大切なのは、「不快」な感情を感じることを回避するために
行動していないかということです。
回避することは必ずしも誤った行動ではありませんが、「不快」な
感情を避け続けると、心のバランスを崩したり、人間関係が上手く
いかなくなったりすることがあります。
人は「不快」なことを避け続けてしまうと、無意識のうちに「不快な
感情を感じてはいけない」といったように認識するようになります。
そうなってしまうと、本来は気持ちが落ち込むことがあっても、
それを自覚できなくなったり、失敗を素直に認められないといった
ことが生じるようになります。
また、人間関係では攻撃的（他責的）になったり、変に強がってしまう
ようになったりすることも、しばしば見受けられます。
しかし、嫌な感情は一度理解しても否定したい気持ちが反復して現
れるため、葛藤に対する解釈、洞察を繰り返し行う必要があります。
辛いことだとは思いますが、「自分は何をやっても変わらない」と
感じている人は、この過程を経ていない可能性が高いです。
しかし、気持ちが整っている状態になければ「不快」な感情に
飲み込まれてしまうため、メンタルヘルスを維持していくことが
重要になります。
今回のブログはここまでになりますが、My Pieceおだわらでは、
自分の気持ちに折り合いをつけながら、安定して働き続けるための
サポートを大切にしています。
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