仕事や人間関係など、世の中には自分の思い通りに
ならないことが多くあります。
職業トレーニングにおいてもなかなか思うよう進まず、
思い悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
無理をし過ぎると心身に影響を及ぼしてしまうため、
適度に回避していく必要がありますが、問題から逃げ
続けることが正しいとは限りません。
何故ならその場は上手くごまかすことができても、
結果的に解決に至っていないと、後になって大きな
問題に発展してしまうケースが多いからです。
問題から逃げ続けてしまう人の特徴としては、圧倒的に
自己肯定感が低い人が多く、「落ち込みたくない」などと
いった理由で問題を回避しやすい傾向にあります。
これはストレス耐性が低いことも要因にありますが、
「なんとかなるだろう」といった見通しの甘さや、
「できない自分に寄り添ってほしい」といった「甘え」
が隠れている場合もあります。
また、言い訳しがちな人も問題から逃げやすい傾向に
あり、「できない理由」を探して自己正当化することが
目立ちます。
いずれにしても、自尊心を守るための行動といえますが、
問題を放置し続けることは、「逃げられない状態」になった
とき、大きなストレスとなって自分に返ってきてしまいます。
だからといって問題を真正面から向き合い続けてしまう
ことも、自尊心を損なう大きな要因となってしまうため、
自己受容していくことが大切になります。
自分が抱える問題については、「事実」のみにフォーカスし、
感情と切り分けて建設的に取り組んでいくこと。
そして、その結果を素直に受け止め、「できない」と感じたら
別の選択肢を考えていくことが、後々の大きな問題に発展しない
ことにつながっていきます。
もちろん、建設的にとはいえ問題解決に向けて取り組むときは、
「今日はここまでやったからいいや」「一旦置いといて別のことを
やろう」などと適度に回避すること、「今日はがんばった」など
自分自身を労わること、気分転換などのストレス対処をしていく
ことが大切です。
後々になって大きな後悔をしないためにも、適度に回避しながら、
または選択肢を変えながら取り組んでいくようにしましょう。
今回のブログはここまでとなりますが、My Pieceおだわらでは、
一人ひとりお気持ちに寄り添いながら、「自分らしく働く」ための
サポートを大切にしています。
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