皆さんは体調が悪くなった際にどのような対処をしていますか?
しっかりと食事を摂る、十分に休息する、頓服薬を服用するなど様々な自己管理の方法があると思います。
そして、自分でどうしようもない時には、専門家である医師にしっかりと相談することが重要です。
医療は一般雇用枠、障がい者雇用枠に関わらず、健康を維持するために非常に重要なウエイトを占めていますが、先生が忙しそうなどの理由で、おざなりになってしまう人が多いのも事実です。
また、何を相談していいか分からない、相談の仕方が分からない、行くタイミング(定期通院日以外)が分からないといった人や、そもそも医療相談自体の必要性を感じてない人もいます。
しかし、医療相談が適切にできることは安定就労を実現する上で必須であり、障がい者雇用では企業も採用する際に重視しているポイントの1つでもあります。
定期通院をしていない、または通院の必要性が無い方もいると思いますが、不調を感じた際はできる限り速やかに受診することをお勧めします。
【病院を受診するタイミングの例】
・処方されている薬が合わない
・副作用(眠気、吐き気、倦怠感など)の症状がつらい
・気分の落ち込みがしばらく続いている
・睡眠状況が悪化している
・気持ちの上げ下げが激しい
・家から出ることが辛い
あくまで一例ですが、自分で対処しても改善が見込まれない場合は、受診日を待たずに予約することが大切です。特にお薬は命にかかわることもありますので、速やかに受診するようにしましょう。
【医療相談内容の例】
・寝つくまでの時間や中途覚醒、早朝覚醒の頻度
・日中の眠気
・睡眠の質
・気持ちが落ち込んでいるときの状態(ベッドから起き上がれない、入浴できないなど)
・希死念慮の有無
・副作用の症状
・感情の抑揚(怒りが抑えられない、感情的になりやすい、自分を責めてしまうなど)
・幻聴の出現頻度、内容など
身体面、精神面におけるストレス反応や、体調(気分)の変動などはしっかりと相談する必要があり、特に薬で体調をコントロールしている人は必須です。
医療相談以外にも、カウンセリングや自助グループなどへ参加することも体調の回復に効果が期待できますが、身体面や経済的な負担を考慮して調整する必要があります。
今回のご紹介はここまでとなりますが、適切な医療相談を行うためには自分の状態を正確に把握することが重要であり、加えて相談するためのスキル_「伝える力」が重要になります。
My Pieceおだわらでは日々の体調等をしっかりとモニタリングするとともに、相談スキルが身につけられるプログラムも多数設けていますが、必要に応じて通院同行なども行っています。
このほかにもどのようなサポートが受けられるかもっと知りたい、またはオフィスの雰囲気を見てみたいなど、ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
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