障がいの有無にかかわらず、一人の社会人として生きていくためには2つの「じりつ」を身につけておくことが大切です。
この2つの「じりつ」は自分の尊厳を守ることにつながり、主体的に働きながら住み慣れた地域で安心して生活することができるようになっていきます。
生活するうえで必要な「自立」
自立とは、「他者からの従属を離れ、独り立ちすること」を意味します。
他者からの支配を受けたり、依存したりすることなく、自分の意思で行動していくことを指します。
この「自立」には経済的な自立や精神的な自立などがあり、親から生活費の援助を受けずに生活できるようになることや、他者からの指示等に依存せず行動できるようになることが、社会人として生活していくうえで必要な「じりつ」になります。
働くうえで必要な「自律」
こちらの自律も社会人にとって重要なスキルで、「自分自身で決めた規範(ルール)に従って行動すること」を意味します。
しかし、ここで注意して頂きたいのは、自分で決めた規範(ルール)に従って行動するということ=自分勝手に行動するという意味ではなく、「自らの行動や考えを自分で律する」ということです。
自律ができているということは、自分の考えで行動するため自分自身に対して責任感を持てること(自己責任)であり、目標を立て、それに向かって実行できる状態にあることをいいますので、特に仕事をするうえで重要な「じりつ」になります。
これら2つの「じりつ」は身につけることが容易ではありませんが、その場合は社会資源を上手に活用していくことが大切になります。
今回のご紹介はここまでとなりますが、My Pieceおだわらでは当事者一人ひとりの自立性と自律性を促すための支援を重視しており、住み慣れた地域で安心して生活できるよう医療や様々な支援機関との連携を強化しています。
このほかにもどのようなサポートが受けられるかもっと知りたい、またはオフィスの雰囲気を見てみたいなど、ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
~お互いの違いを認め合い、自分らしく活躍できる社会をつくる~
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