人間が行動するためには、肉体的には「水や空気、食料」が必要ですが、心理的には「意欲(やる気)」が必要です。
つまり、「意欲(やる気)」は行動の心理的な原動力であり、これが不足すると人はなかなか行動することができません。
「意欲(やる気)」には2つの種類があると言われており、テンションとモチベーションに分けられます。
テンションは一時的なものであり、好きなアーティストのライブに参加する、友人と盛り上がるなど、一般的に長く続かないものを指します。
一方で、モチベーションは一般的に「動機づけ」といった意味で使われており、モチベーションは更に2つの要因から形成されていると言われています。
・外発的モチベーション
頑張ることで物質的な報酬や評価を得ようとする意欲。
例:お金、休暇、役職
・内発的モチベーション
やっている仕事や遊びの内容自体に面白さや充実感を感じて頑張ろうとする意欲。→自分のガソリンになるもの。
一般的に内発的モチベーションの方が持続的で集中力が高く、良い結果を生みやすいと言われています。
しかし、この内発的モチベーションはちょっとしたことがキッカケで、簡単に外発的モチベーションにシフトダウンしてしまうことがあるので注意が必要です。
例えば、清掃ボランティアなど自ら進んで行う行為は、「役に立ててうれしい」などの内発的動機付けによって行動しています。
しかし、その行為に対して清掃したら3,000円貰えるといった「報酬」が発生すると、不思議なことに外的報酬がなければやりたくなってしまうことがあります。
つまり、無意識のうちにその行為に対して求める対価(価値)置き換わってしまった結果であり、これをアンダーマイニング効果といいます。
内発的モチベーションを維持するためには、自分はどんな時にやる気が出るのか、自己理解を深める必要があります。
自分はなぜ働きたいのか、何のために働くのかといったことを理解できていないと、就職活動やその後の就労の結果に大きな影響を及ぼすので、しっかりと把握しておくことが大切です。
今回のご紹介はここまでとなりますが、My Pieceおだわらではプログラムを通じて自己理解を深め、モチベーションを維持しながら就職前準備や就職活動、その後の安定した就労を継続できるよう適切なサポートを受けることができます。
このほかにもどのようなサポートが受けられるかもっと知りたい、またはオフィスの雰囲気を見てみたいなど、ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
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