「天気が悪くなると何だか体調が悪くなる」なんて経験したことありませんか?
実は多くの人が天気や気圧、湿度の影響で体調を悪くしていると言われています。
どうして天気などに体調や心が敏感に反応するのでしょうか?
そして、敏感に反応する体や心にはどういうことが起こっているのでしょうか。
天気や季節でどんな変化がある?
天気や季節でよく現れる体調の変化は下記のとおりです。
◆肩や古傷が痛くなる
◆気分が憂鬱になる
◆肌が痒くなる
◆体がむくんだような状態になる
◆頭痛やめまいが起こる
この結果を見て分かるのが、痛みだけではなく心や肌にも変化が出るということです。
特に心の状態の変化は季節の変わり目に出る人が多く、寒い季節になると気分が落ち込みやすくなるという意見もあります。
古傷や肩の痛みというのは、寒くなったり、雨が続くと症状が出るという人が多いようです。
季節病と気象病の違い
日本は春夏秋冬、梅雨の時期と季節の移り変わりが比較的はっきりしているため、気候の変化によって起こる病気はたくさんあります。
四季の移り変わりに伴って、全般的に多くなる病気や症状を季節病といい、気象病はそれぞれの季節の中で、日々移り変わる天候の変化によって起こる症状のことをいいます。
季節病は症状が起こりやすい時期がある程度決まっていますが、気象病はどの季節においても日々の気候が変化すればいつでも起こります。
なので、人によっては気象病が起こる頻度は季節病より高いといえます。
また、四季の移り変わりと日々の天候の変化が重なりやすい時期には、その症状が季節病であり気象病でもあるということにもなります。
その境目を厳密に区別することは難しいですが、季節の変わり目で天候が変わりやすい時期には、気象病の症状も起こりやすくなるので最も注意が必要です。
気象病(別名:お天気病)とは?
私たち人間の体は、外部環境である周囲の温度はもちろん、気圧や湿度などの影響を常に受けて生活しています。
その一方で、人間の体内では、外部環境に左右されず内部の環境を一定に維持しようとする機能が備わっているため、天気の変化に合わせて、内部環境を一定に保とうと必死に頑張るのです。
このような内部維持機能のことを「ホメオスタシス」と呼び、「自律神経」などがその役割を担っています。
あまりに外部環境の変化が急激であったり、体調を崩していたりすると、気象の変化に体がついていけず、体調に異常をきたしたり、病気を発症してしまうのです。
原因は気圧の変動や自律神経の乱れなどがありますが、人によって症状も様々で、いつ起こるかということも気象条件や体調などによって変化します。
また、天候が急激に変化するときや、天気が変わりやすい時期には気象病の発症も多くなりますが、気象病は心がけや自己対処次第で予防できる病気です。
「天気が原因だからしかたがない」と諦めるのではなく、対策をしっかりと講じることで快適に日常を過ごすことができ、仕事も安定して続けられるようになります。
My Pieceおだわらでは、ご本人様の日内、週内、月内、季節・気候ごとの体調をしっかりとモニタリングしているので、一人ひとりに合った対処法をプログラムや面談等を通じて身につけることができます。
どのようなサポートが受けられるかもっと知りたい、または事業所の雰囲気を見てみたいなど、ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
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